ベトナム旅行記5 寝台バスでフエへ ビンジュオン宿泊

3日目

昨日の夜、ベトナム中部にある古都フエに行くため、ハノイから夜行寝台バスに乗りました

この寝台バス、自由席で僕が最後に乗ったら、一番後ろの狭いベッドしか空いてませんでした
かなり窮屈で、体が痛い
早めにバスに乗って、前の方のベッドを確保するべきでした


目が覚めると、バスの外は明るくなってきている
しかし、あいにくの雨

出発のときは満席だった寝台バスも、途中で何人か下車したみたいだ
狭い一番後ろの席から、すこしだけ広い前の方の席へ移った


すると、日本人の男性がいた。今までぜんぜん気付かなかった
話しかけてみると、名前はKさん。彼もサラリーマンバックパッカー。年末年始の休暇でベトナムに来た
Kさんもフエに行くそうだ

フエの宿泊はKさんも僕もビンジュオンというゲストハウスに泊まるつもりだということで、一緒に行動することにした


朝9時頃、寝台バスはフエに到着
外に出ると、しとしとと雨が降っている
Kさんと僕は地球の歩き方の地図を確認し、ビンジュオン・ゲストハウスへ向かった




歩いて10分くらい、雨にぬれながら、なんとかビンジュオン・ゲストハウスに到着した

ビンジュオン・ゲストハウスのある通りは、ちょっとした安宿街
道幅の狭い行き止まりの通りの両側にゲストハウスが10軒ほど並んでいる

ビンジュオンゲストハウスは通りの一番奥の左側
入ってみると宿泊者の共有スペースがあり、日本人がいっぱい
実際、宿泊者もほとんどが日本人でした

受付のベトナム人青年に英語で話しかけると、彼からはとっても流暢な日本語で答えが返ってきた
ほとんど日本人が話すのと変わらない。難しい日本語も知っている

受付の彼を含め従業員みんなとっても親切
日本人がここビンジュオンに集まるのも納得できる


今日はビンジュオンは混んでいて、空いている部屋は最後の1つ
Kさんと僕でシェアすることにしてチェックイン
これで、今日のビンジュオンは満室



ビンジュオンという名前のゲストハウスは周辺にビンジュオン2、ビンジュオン3、ビンジュオン4がある
僕が泊まったのはビンジュオン1
元祖ビンジュオンなので、名前の最後の1は言わない方が多いです



ビンジュオンゲストハウスには、日本語のフエの街歩きマップが貼ってあった

待ち歩きマップを参考にしてKさんと昼ごはんへ。バインコアイを食べに行くことにした

バインコアイとはフエ郷土料理のひとつで、ベトナム風お好み焼きのバインセオを小型にした感じ
小麦粉と卵を混ぜた生地をパリッと焼いて、その上にエビや豚肉、モヤシなどの野菜を乗せたもの



これが、むちゃくちゃうまい
ぱりぱりした食感に、エビや野菜などのやわらかさと肉の旨味が、みごとにマッチしている。何枚でもいける

かなりオススメです。場所とお店の名前は、ビンジュオンに貼ってある地図を見てください
ビンジュオンから歩いて5分くらいで市場の近くです


雨はまだまだ降り続いています
今日のフエ観光はやめておきました
ビンジュオン周辺で過ごしました



夜、ビンジュオンゲストハウスに泊まっている日本人10人で近くの大通り沿いにある食堂兼飲み屋へ

そこには、地元フエの大学生男女約10人がいました
何かの打ち上げらしく、すでに飲んでいた彼らは、僕たちを見つけると一緒に飲もうと誘ってきた

お店は歩道にあふれでるほど超満員
大学生はみんな陽気なベトナム人で、言葉はお互い片言の英語だけど、すごく盛り上がりました

こんな形で地元の人たちと交流できて、とっても楽しかったです



夜10時頃、お店の人がもう閉めるよーというのでお開き
ベトナム人の大学生たちはそれぞれの家へ
僕たち日本人はビンジュオンに帰ることに

かなり飲んで食べたけど、一人75000ドン(約500円)
安すぎ。でもベトナム人にとってこの値段はどうなんだろう?


ビンジュオンのバルコニーで宴会のつづき
フエの夜は早いです
近所迷惑にならないよう静かに飲みました



明日は、古都フエのグエン朝王宮観光へ


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